御蔵島ドルフィンスイマーやフリーダイバーにウエットスーツ購入の為のアドバイスをよく聞かれます。関東の伊豆半島の6月から10月まで潜るのなら、5mmのワンピースかツーピースでしょう。伊豆半島は、年や潮流により水温が変わってきますが水深5mで18~25度程度でしょうか。
御蔵島でドルフィンスイムするなら5月~10月の水温は、20度~28度位になる為9月中旬前後は一番水温が高い時期なので、ウエットスーツを着ないで潜っています。5月上旬等は20度程度になったりする為私は5mmワンピース+インナー1mmとか着ます。でも、現地の宿などで借りる場合は、3mmワンピースしかない為それで我慢です。
いつもお世話になっている渋谷にあるダイビングスーツの「トライ」のオーナーにウエットスーツについて、色々と聞いてみました。一般的なこととして、ウエットスーツの1~2mのものに関しては、片面縫いになるそうです。3mm以上だと両面縫いに出来ると言っていました。因みにその近くのお店のAQROSブランドの「ヘレイワホ」の5mmワンピースは、安いだけあり片面縫いでした。先日裏地を見てみると繋ぎ目が剥がれそうになっていました。裏側が縫っていないからなんですが。。。安物は、5mmでも両面縫っていないので、要注意です。
因みにウエットスーツの吊るしの既成品で微妙に合わない方は、ウエットスーツ屋の「トライ」は、超お勧めです。丁寧に作ってくれて、何か不具合があると直ぐに直してくれます。更に凄いのは、ウエットスーツが身体に合わなくなった時、幅出しという事をしてくれます。太っても、直してくれるんですよね。凄いと思いませんか。更に「ぽんたダイビングクラブ」の紹介できましたというと、1割引きにしてくれます。今度、聞いてみて下さい。私は、ドライスーツをいつもここで作らせて頂いています。
フリーダイビングをやっている寒さに強い方は、水温13度でも2mmで潜っています。私のフリーダイビングの師匠の篠宮さんは2mm使っていると言ってました。通常、低い水温ですとかなりフリーダイビングのパフォーマンスが落ちるものですが、水温に対する練習も必要です。5mmのスキューバ用のウエットスーツで以前6月に17度の水温に1時間以上フリーダイビングの練習で海上にいましたが大変でした。
トライアスロン用のウエットスーツは、サーフィンスーツ同様に浮力が高いものになっています。両方共潜る為ではなく浮くためのスーツになります。特にサーフィン用のスーツを着てスキューバダイビングをするとウエイトがかなり増えます。なので浮力のあるウエットスーツや出所がわからないウエットスーツはお勧めしません。
確か2017年までは山本化学工業がフリーダイビング用のウエットスーツを作っていましたが今では、作成していないと読んだ気がします。生地を提供しているかどうかわかりません。私の知る限りでは、デルフィーノかモビーズがスーツを作ってくれる所ではないでしょうか。モビーズは、代理店を通します。スキンのスーツは、直ぐに切れますので補修も大変です。プロのフリーダイバーの人はメンテナンスして1年位だと聞きました。つらつら書きましたが、不明点あれば、遠慮なく聞いてくださいね。